大人クラス審査 合格発表(13名)
2025年・令和7年11月30日
審査員 忍山東七段 鹿野治男四段
6級 小山瑛太(本部) 大栗瑞希(本部) 今川月詩(本部)
5級 猪狩仁子(婦人) 星野彰邦(南部) 佐藤正太郎(平) 馬上未凪(本部)
尾内裕人(草野) 大塚暁人(南部)
4級 田村優典(南部)
1級 馬上千弥(南部) 水野良一(本部)
四段 小川奈津紀(平)
今回全員合格です。おめでとうございます。
2025年・令和7年11月30日
審査員 忍山東七段 鹿野治男四段
6級 小山瑛太(本部) 大栗瑞希(本部) 今川月詩(本部)
5級 猪狩仁子(婦人) 星野彰邦(南部) 佐藤正太郎(平) 馬上未凪(本部)
尾内裕人(草野) 大塚暁人(南部)
4級 田村優典(南部)
1級 馬上千弥(南部) 水野良一(本部)
四段 小川奈津紀(平)
今回全員合格です。おめでとうございます。
令和7年12月1日
審査員 忍山東七段 忍山直子四段 星野裕二五段、鹿野治男四段
5級 荒川翔太郎(本部) 酒井駿(いわき) 高野栞里(草野) 井田来実(南部)
6級 木村哉汰(いわき) 木村凪杜(いわき) 木村柊耶(いわき)
8級 木津川ひかり(草野) 猪狩統真(いわき)
9級 遠藤優乃(南部) 木之内咲帆(南部) 酒井健翔(南部)
10級 青柳千里(本部) 平澤雫(本部) 大塚莉愛奈(南部)
山田愛衣華(南部) 石井大惺(南部)
11級 毛利留理(いわき) 矢野杏珠(いわき) 大塚蒼大(南部) 阿部渚(草野)
紺野理仁(いわき) 佐藤直樹(いわき) 大和田大誠(平) 大和田大琥(平)
12級 伊藤太一(いわき)
13級 鈴木梛隼(本部) 菅野晏司(平) 櫛田莉央(いわき) 青木亮治(いわき)
賀沢柊太(南部) 鈴木碧人(南部) 樫村奏汰(南部) 鈴木真都(南部)
木之内佑成(南部) 境ひかり(南部)
千葉光太(草野) 鈴木陽向(草野) 永井希空(草野)
14級 磯上瑛都(平) 坂本宗志郎(いわき) 小野寺亮(いわき) 加茂結衣(いわき)
加茂潤一(いわき) 薄井叶逢(本部) 中川蒼介(本部) 中川恵佑(本部)
今回は南部教室の井田来実さんが2階級昇進しました
おめでとうございます
合気道における初心者指導法 合気道東湖塾 齋藤晋弥
合気道指導に於いて特に初心者に心を砕くべきは3つあると考えます。一つは怪我をしない、させないこと。一つは基礎練習を積ませること。一つは心を導くこと。
怪我をしないことは、継続するうえで絶対条件ですが、初心者の場合、覚えた技を試したくなるもの。この際事故が多く、相手に怪我をさせてしまうことがあります。怪我をした側は言わずもがなですが、怪我をさせた側も合気道の稽古に恐れを抱き、その先にある探究や研鑚と言った武道本来の楽しみを味わうことが出来なくなってしまいます。先ずはこれを防ぐためにも、受け身の稽古は勿論、投げ技に限らず抑え技であっても、指導者は稽古中に細心の注意を払うべきと考えます。
基礎練習の要諦は、体が覚えるまで反復して練習することです。準備運動から始まり、受け身,膝行、転換動作などの捌きは歩くことと同じくらい自然に行えるまで反復して練習することが大切です。何故ならここで、投げや抑えに必要な足腰、体幹を鍛え、柔らかい受け身に必要な柔軟性を作る必要があるからです。基礎をおざなりに指導すれば、指導を受けたものが先々での怪我や技の未完成に悩むことになります
さらに一番重要なことは、心を鍛え導くことと考えます。武道の基本は心・技・体鍛える事。体や技は日々の稽古の中で鍛えてゆくことが出来ますが事、心については個人の鍛錬に任せてしまうのが常であると思います。私はこれが間違いであると考えています。なぜなら初心者は心の鍛え方がわからないからです。
合気道の技は過程にある包丁であると考えます。これは素材を切り分けることが目的の道具ですが、悪意を以って使えば途端に凶器になってしまいます。道具は使い方だけを教えるのではなく、道具の目的を正しく伝え使用させなくてはなりません。初心者に限らず合気道を教える場合は、この心の導き方にこそ重きを置くべきだと私は考えます。開祖は合気道を和の武道であると説かれました。対すれば相和す。これこそが心の鍛錬の原点と心得ます。怒り・憎しみなどの殺気を以って対するのではなく、笑顔で迎える心で対すること。これが私が考える心の導き方です。
以上が私が考える合気道における初心者の指導法です。